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自社で培ったノウハウなどをもとに、約20年通販業界に精通しているプロの視点で、
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企画と開発

企画と開発のお話です。

企画をするというのはどういうことでしょうか。
ひらめきや、色んな事を着想することと考えられますが、私はこのように考えます。

マーケティング分析をベースにして、アイデアによってオリジナリティのある有用な価値を、コトバやカタチとして表すことです。
よって単に思いつけばいいということではありませんし、オリジナルなアイデアがなければ、それも企画ではありません。コトバやカタチに出来ないというのも、企画をやりきったとは言えません。

物作りに携わるときに、企画と開発の2つのフェーズがありますが、この2つは同じではなく、はっきりと形が違います。

企画は、色んなインプットを、自分の中で蓄えて咀嚼し、それを自分ならではのオリジナリティを持ち、こういうものであるといいと思うと言い切ること、カタチにすること。

開発はその反面、その後を受け継ぐもので、このようにあればいいというものをアイデアとして出し切り、会社としてステックとしてしっかりと決めていくことになります。

ものづくりに携わるときでも、全く違うやり方、違うフェーズになるということです。

そして企画を形に表すときですが、オリジナリティのある有用なアイデアを形にするときに、そのためにアイデアがあるか、もしくはちゃんとしたシーズがあるかが大事になります。

それがあれば構想ができますが、ないのは単なる空想に過ぎません。これでは企画ができたとはならないのです。

このときに参考になる考え方として、私が若い頃製品企画のスタッフ時代に支持したもので、梅澤伸嘉氏が提唱しているコンセプトの数式があります。
ニーズに対して、それを叶えるためのアイデア、もしくは技術としてのシーズがあればそれが、ベネフィットに転換できる、それがコンセプトである、そのような言い方です。
詳しくは氏の本を見ていただければと思います。

これに関しては、製品企画のシートの中でも言葉としてしっかりと定義をやり切る、ということを大切にしています。

この段階で、オリジナリティのあるしっかりとした、有用な価値が、コトバカタチになっているかをチェックしますが、そのときになぜこれを思いついたのか、プランナーがなぜこれをいいと思ったのか、そのアイデアの萌芽というものを逃さないようにするためにも、書き残すことが大切になります。

これでできたラフアイデアを最終的にはダミーパンフレットの形にしっかりと仕上げて、まるでそれが存在するかのようなリアリティを持たせて、それをリサーチします。
マーケティングリサーチを行い、これが良いか悪いかということを判断していくことが大切になっていきます。